英検とTOEICの受験者層の違い

英検の受験

英検とTOEIC、その試験内容、資格の活用法の違いから、受験層もまったく違います。

英検は、なんといっても、学生さん向き!

英検は級のレベルがちょうど学校英語の学年と同じレベルに設定してあるので、とても勉強がしやすいんですよね(^-^)

5級→おおよそ中学1年生で学ぶ範囲

4級→おおよそ中学2年生で学ぶ範囲

3級→おおよそ中学3年生で学ぶ範囲

準2級→おおよそ高校生前半で学ぶ範囲

2級→おおよそ高校生中盤~後半で学ぶ範囲

準1級→大学中級程度

1級→大学上級程度

このような感じです。

で、私の感覚として受験者層のボリュームゾーンは、

5級・4級→小学生高学年

3級→小学生高学年・中学生

準2級→中学生・高校生

2級→高校生

準1級→大学生・大人

1級→大学生・大人

このような感じです。

英検は高校入試や大学入試の優遇措置としても広く使われているので、多くの英検受験者は、自分の学年の学習より上の級の合格を目指しています。

例えば、中学3年生の場合、3級を取得することはほとんどの人にとって難しくない(なぜならテスト範囲が中学英語の範囲なので)ので、3級だとそれほど優遇措置の対象になりませんが、準2級、ましてや2級を中3で取得していると、結構な優遇を受けられる場合があります。

大学入試でも、高校3年生で準1級以上を取得していると、『入試の英語科目免除』というありがたい優遇措置のある大学もあります\(^o^)/

そして、試験に出てくる内容は、中学生や高校生が十分理解できる事柄になっています。

一方、TOEICは・・・

もう、だんぜん大人向きです!

なんといっても、内容が完全に働いている大人たちの世界なので、高校生や大学生はシチュエーション自体が???になる問題が多いです。

そして、英検における入試の優遇措置のように、TOEICを会社の昇進や海外赴任の条件として設定している日本企業が多いため、「なんとしてもその条件をクリアしたい」という背水の陣の大人たちがたっくさん受験に臨んでいます。

※会社によって「TOEIC700点以上」とか「TOEIC750点以上」とか様々な条件があります

ただ、私のように会社の昇進のためなどではなく、個人的に英語のスキル向上のために英語の勉強に励んでいる方には

英検2級まで取得 ⇒ TOEIC受験にトライ ⇒ TOEICスコアアップを目指す

がおすすめです♪

あまり基礎知識がない段階でいきなりTOEICを受けると、あまりの問題量の多さに圧倒されますし、なんといっても「とんでもない低いスコア」が出てしまい、英語学習へのヤル気がそがれてしまいますので(*_*)

※TOEICは満点が990点、最低は10点

私も大学4年生の時に若気の至りでTOEICを受けたことがあるんですが、もうそれはヒドイ点数だったような気がします。あまりにも低い点数だったので受験したこと自体の記憶を消してしまって正確な点数は覚えてないんです・・・

2級合格後だと400~500点くらいはとれると思います。そうすると、それから勉強がんばってこのスコアを上げていくぞ~!って気になりますよね。

私もスコアアップを目指して日々がんばっていま~す٩( ‘ω’ )و

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