難敵の『英作文』をどうするか

英検の受験

まずはじめにお断りを・・・

私は現在、まだ1級合格を手にしていませんので、準1級までの対策についてしかお話しできません。その点、どうぞご承知おきください(^^ゞ

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

3級以上の合格を手にするために避けられないのが『英作文』です。

3級・準2級・2級・準1級・1級、すべて、配点の3分の1が英作文となっています。

英検の英作文はいずれの級も、Questionに対して、【 自分の意見とその理由2つ、そしてその具体例を述べること 】が求められます。

英作文は筆記試験に含まれているので、長文読解などの時間を確保するために、英作文にそう多くの時間をかけることはできず、そこも英作文攻略のむずかしいところです。

それぞれの理想の時間配分はおおよそ

・3級   25-35words ⇒ 10分

・準2級  50-60words ⇒ 15-20分

・2級   80-100words ⇒ 20-25分

・準1級  120-150words ⇒ 25-30分

・1級   200-240words ⇒ 30分

とこのような感じです。

Questionの難易度があがり、語数が増えても、それに費やせる時間はそれほど増やせないんですよね(゜o゜)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

さて、では『どうやったら、英作文をかけるようになるのか』ですが、

とにかく、たくさんの英作文を書けるだけ書く!

これに尽きます!

ただ、たくさん書く、といっても「どうやって?」と思いますよね。

英作文トレーニング、私はなんとか自分だけでやったのですが、できれば、だれかに添削してもらうほうが進めやすいと思います。とはいえ、だれか、といっても大人の場合、身近にはなかなかそんな人はいないですよね~(学生さんなら学校の先生に見てもらうのがベストですね)

ということで、やはりお願いするのはネットの[英文添削の先生]などになると思いますが、利用したことがないのでこれについてはおすすめ情報がありません・・・お役に立てず・・・

m(__)m

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

●自分ひとりで英作文トレーニングをする場合●

さて、ご自分で英作文トレーニングを始めよう!と思ったら、まずは過去問を用意してみてください。(英検HPに過去3回分は無料でアップされています。それ以外の過去問は過去問集をご購入ください)

英検の過去問には、英作文の解答例もついているので、過去問の解答をまずは写して実際ノートに書いてみてください。

3、4個やってみたら、解答のパターンがなんとなくわかると思います(^^)

※使われている単語や文法が意外に難しくて「え~こんなのムリ!」って思う必要はありません。カンタンな単語やカンタンな文法を使ったらダメ、という縛りはありませんので。

一応のパターンがわかったところで、次は自分のパターンを作ります!

私のおすすめの『  書き方パターン  』はこちらです。

まず、英文を書きだす前に絶対にはずせないのが、

1⃣【 日本語で文の構成を考える 】

ことです。これを中途半端にして英作文にとりかかっても、英文を書いている途中に手が止まってしまい、短時間でまとまりのある英作文はなかなか書けません。

日本語を書くときは、日本語の作文を書くのではなく、簡潔な文が良いです。

日本語で書くべき文の構成ができたら、英文にとりかかります。

2⃣【 日本語で考えた構成に沿って英文を書く 】

・最初の1文 ⇒ Questionの文を使って自分の意見を書く

・2文目 ⇒ I have two reasons.(すべての解答の2文目はコレ)

・3文目 ⇒ First, で始め、そのあとに理由の1つ目を書く

・4文目 ⇒ 理由1の具体例を For example, などの後に書く

・次の文 ⇒ Second, で始め、そのあとに理由の2つ目を書く

・次の文 ⇒ 理由2の具体例を書く

・最後の文(準2級以上) ⇒ Therefore, I agree (または I don’t agree) with this opinion. でしめる

このパターンで [3級] から [準1級] までいけます٩( ‘ω’ )و

3級の場合、単語数が40wordsを超えそうなときには、具体例は、理由1、2のどちらかを書けばOKです。

※3級・準2級までは、英文1文を書くごとに、ノートの右はじに、書いた語数をメモして、どんどん足していきます。これをしておくと、書き終わってから全部の語数を数えるのに時間を費やさなくて良いですし、書きすぎを防止できます。

※2級以上は語数を数える時間がもったいないので、トレーニングの時から、本番と同じ解答用紙(ネットで検索すると出てきます)を使ってやることをおすすめします。だいたい自分が1行に何words書いているかを把握すると、解答用紙のここまで書けば100wordsは超えている、などとわかるようになります。

英作文用のテキストもたくさんありますので、それらを参考にして「自分のパターン」を作るのもいいと思います(^^)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

過去問の英作文ををやり終わったら、あとは、ネットで[ 英検〇級 英作文 予想問題 ] で検索してみてください。もう、それはたくさんの方が予想問題を無料で提供してくれています!

これを使って、とにかくたくさん書いてみてください。そうすると、どんどん短時間で書けるようになりますよ。

と軽く書きましたが、忙しくてなかなか時間が取れない大人にとって、一番しんどいのが英作文トレーニングだと思います。

トレーニングの初めの頃は、日本語で構成を考えるだけでもかなり時間がかかってしまいますし、それができても、英語にするときにいちいち調べながらでないと書けないので、これまた時間がかかります。

慣れるまでは、1つの英作文を書き終えるのに1時間以上かかってしまう、ということもあると思います。

なので、実は英作文が書けるようになるためにまず大事なのは

『 いかに英作文トレーニングの時間を作るか 』

『そしてそれをいかに定期的に続けるか』

と言ってもいいと思います。

みなさん、1日のスケジュールとにらめっこして、なんとか[ 英作文トレーニング ]の時間を捻出してみてください~(^^)/

コメント

タイトルとURLをコピーしました