成果を出すためには『絶対量』が必要!

TOEICの受験

よく、物事の例えに「コップの水」の話が出てきますよね。

例えば、『花粉症の発症』だとー「少しずつ少しずつコップに水が溜まっていくように花粉が蓄積されて、コップからあふれ出したその時が花粉症が発症する」とか、『お金持ちのお金の使い方』だとー「お金持ちは、コップ一杯にお金が溜まって、それがあふれ出したときに、あふれ出した分だけ使う」とか、他にもいろいろな例えに使われるコップの水です。

(『コップ半分の水』はまた別の例えとして、こちらもいろいろな場面で遭遇しますが・・・)

英語学習の成果、これもまさに「コップの水」なんじゃないかと思います!

日々少しずつ勉強を続けることはもちろん有効だし大事なことなのですが、その量(毎日の勉強量)が少ないと、なかなか成果が現れないんですよね・・・で、成果が出ないと、「もしかして自分のやり方は間違っているんじゃないか」と思ったり、「使っている教材がダメなんじゃないか」と思ったりして、最終的には「自分には語学習得の才能がないんじゃないか」という心境に陥ったりしてしまった、そんな方も多いのではないでしょうか。

そんなみなさんは、もしかしたらやる量が少ないのかもしれません。最初はちょっとキツイかもしれませんが、1回の勉強の密度を増してやる量を増やしてみてください。

長文もリスニングも文法問題も、1つ1つにあまり時間をかけずにやってみてください。

例えば、長文をやろうと思ったら、まず何分で読むのかを決めて(たいていの問題集には目標タイムが設定してあります)、しっかり時間を計りながら読みます。で、QUESTIONに答えたら、まずさっと採点して、全体の意味が分かっていたかどうか、解答の日本語訳を見て確認します。で、わからなかった単語を確認、理解できなかった文の構造を確認したら終わりにします。

長文に出てきた単語を一つ一つ調べたり、ノートに書いたり、単語帳にチェックを入れたりしていると、一つの長文をやり終えるのに何十分も費やしてしまい、ヘタすると途中で、「もう今日はこの辺にしておこう」となってしまいますよね・・・

長文をパッとやるようにすれば、例えば毎日1つ読む、ということができるようになります。そうすると、毎日違う長文を読むので「飽きてつまらなくなる」ということもなくなります。そして、ふと気が付いたときには、相当な数の長文を読んでいることになります。

長文をたくさん読んでいくと、ある時、「あれ?!なんだか、前よりもずいぶん読むのが速くなったんじゃないかな」とか「前よりも一度読むだけで意味がわかるようになってきたんじゃないかな」と気が付く瞬間が訪れると思います(^-^)

そうすると、もうその後は、長文を読むのがどんどん苦痛ではなくなり、「がんばって長文を読まなくちゃ!」と思わなくても長文を読もうかな、と気軽に思えるようになってきます♪

これは、長文だけではなく、リスニングや文法学習にも当てはまります。最初は、「理解がかなり不十分でもOK!」ってことにしてどんどんやっていきます。そして、相当な量に達したときに「ん?!」と自分の上達に気が付く瞬間が訪れるんです。

ぜひみなさんも量をこなしてみて、その「ん?!」を体験してみてください(^-^)

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