みなさん、英語の勉強をするとき、どれくらい音読をやっていますか?
私は、今でこそ音読をたくさんやるようになりましたが、学生のころ、そして大人になって独学をやり始めてからも長らくはほとんど音読ができていませんでした。
頭では「音読は大事だ」とわかっていても、なかなか『自分の口から英語を発する』ということをできずにいたんです・・・
というのも、音読ってすっごく疲れるんですよね(*_*)
『音読をやりましょう!』というのは、英語のテキストや記事を見ると必ず書いてあって、本当にみんな音読の必要性を説いています。で、「そうか~そうだよね、音読しないと・・・」と思って実際やろうとすると、音読ってめちゃめちゃ体力と集中力がいるんですよね!!おまけに、英語は日本語とは発音の仕方が全く違うため、口の動かし方もぜんぜん違っていて、身体的(口や口の周り)も非常に疲れます(+_+)
とにかく音読にはかなりのエネルギーがいるため、ヤル気がなかなか起きず、いったん「やろう!」と決めてもすぐに三日坊主になってしまうのが音読だと思います。
私も何年も何年もず~っと音読の習慣が身につかなかったのですが、短い文(英検リスニングテストの前半部分)をスクリプト(英文原稿)を見ながらイントネーションをマネして音読をやることを始めると、意外に負担が少なくて音読が続けられるようになってきたんです。
ただ、英検のリスニング問題だけだとあまり面白くなくて飽きてしまうので、自分が楽しんでできる会話トレーニング用のテキストもやるようにしました。
最初は、音読をするとかなり疲れていたんですが、『慣れ』ってすごいです!
しばらく続けていると、音読するのが全然苦痛ではなくなってきて、なんなら「口に出さないと気持ち悪い」くらいに自分が変わってきたんです(゜o゜)
音読をするようになると次第に驚くべき変化が出てきました。それは・・・
🌟リスニングスキルが目に見えて上がってきたこと
🌟リーディング(長文読解)のスピードが目に見えて速くなってきたこと
この二つです!
本当にビックリでした。音読していると[リスニング]と[リーディング]のスキルがアップするんです!
で、よ~く考えてみたら、“それは当然のことか~” と思いました。
自分がしゃべれることって、当然、聴きとれるんですよね。そして、文を読むときも、読んでいるまさにその時に理解しながら読み進めることができるようになるので(つまり、戻り読みをしなくなるので)、長文読解が速くできるようになるんですね。 ※「戻り読み」についてはまた別の機会に詳しくお話しさせていただきますね。
音読はホントに役立つんだなぁ!と実感できると、どうして前はあんなに音読がつらかったんだろう・・・と思い出せなくなるくらい、音読がフツーにできるようになります。
みなさんも、ぜひ音読トレーニング、ためしてみてください~~(^^)/
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